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子育て本から

4月は娘の入学式やら誕生日やらご近所さんとの恒例BBQやらいろいろあったのですが、何も書き込めぬまま過ぎてしまいました(毎度の反省)。
4月の終わりに子育て本を立て続けに読みまして、ふむふむと感じることもありまして、これはブログネタになりそうだなぁ、でいつ書くの?今でしょ、ということで……、

子育て関連の本に、子どもへの声かけのアドバイスみたいなのが書かれていますよね。
例えば
「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と聞かれたら・・・
親にとっては「きたかー」って質問で、「勉強しないと高校いけないでしょ」とか「生きて行くためよ」とか言っても大抵うまくいきません、とか書かれています。ではどう答えたらいいのか。会話例が示されているわけです。たとえばこんなふうに。
親「どうしてそう感じるの?」
子「だってそうでしょ、学校いく意味ある?」
親「あら、何も意味がないと思っているんだ?」
子「何もってことはないけど、みんなで一斉に勉強することないじゃん。家で一人でだって勉強できる」
親「それが学校行きたくない理由なんだ?」
子「それだけじゃないけど、友達ともうまくいってないし……」
このようにゆっくり子どもに寄り添うことで質問の背後に隠れていた真意に辿りつくことができるわけです。

って、こんな風に会話が続くかい?!って私は思ってしまうのだけど。
うちの息子だったら
子「だってそうでしょ、学校いく意味ある?」
親「あら、何も意味がないと思っているんだ?」
子「うん」
で終わっちゃいそう。

まあでも、どんな子どもだって漠然と勉強しなくちゃなと思ってるわけで、その気持ちを固めてくれる言葉が欲しいんでしょうね。
子「なんで勉強しなくちゃいけないの?」
親「それがわからないなら勉強してみろ。そしたらそのうちわかるようになるから」
じゃ納得してくれないですかね。

なんか読んだ本を批判してみたいになってしまいましたが、なるほどーと思うことも書いてありまして、それを書き留めておくのが今日の目的でした。その本の「自由とは?」ってテーマの章に書かれていたことです。
ノーベル物理学賞の益川博士のお話だそうです。
二つのレバーがある。その際、
「どちらか一方を引くと百万円が出て来るが、もう一方を引くと青酸ガスが出て来る。どちらが出るかは運しだい。さあ、自由に引いてください」
は本当の自由ではない。本当の自由とは
「右のレバーを引けば百万円。左のレバーを引けば青酸ガスが出てくる。さあ、どちらを引きますか」
というものだと。この話を引用して、著者は「つまり、どういう結果になるか、自分でしっかりと理解し、判断したうえで、行動できることが、本当の自由だと言わるのです」と記しています。

「なんで勉強しなくちゃいけないの?」はここに繋がってくるんですね。つまり自分の未来を切り開く「自由を手に入れるため」。これで納得してくれたらかっこいいなぁ、子どもも、親も。

参考:「男の子がやる気になる子育て」 川合正著、かんき出版 
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