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日記コーナー
『ぼくは勉強ができない』(山田詠美、新潮文庫)
- 2015/05/29 (Fri)
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今年もやってきました、PTAの推薦図書の季節。今年の一冊はこれ。
『ぼくは勉強ができない』(山田詠美、新潮文庫)素晴らしき淫売(母)と老いてますます盛んなくそじじい(祖父)と暮らす高校生の秀美くんは、勉強はできないけど女の子にモテモテ。ぼくは確かに成績悪いよ。でも、勉強よりも大切なことがいっぱいあると思うんだ――。
「いい顔をしていて女にもてる男」を無条件に尊敬する秀美くんの、アイロニカルな人間観察が痛いところを突いてくるけど、そこには愛とユーモアがあって、心にすっと入ってくる。
山田詠美が高校生を描くとこうなるのか?!
山田詠美さんの小説を読んでいつも思うのは、この人の文章には品がある、ってことです。
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