今年の漢字

毎年、１２月の半ばになると、京都の清水寺にて「今年の漢字」が発表されますね。あれは日本漢字能力検定協会というところが全国に一般公募するのだそうです。もっともたくさん寄せられた漢字一文字が「今年の漢字」に輝くわけですね。さまざまな偽装問題が発覚した昨年は「偽」でしたね。さて今年は、どんな漢字になるのでしょう。同協会では現在（～12/5）、今年の漢字を募集中です。漢検のＷｅｂサイトでも応募できるということで、今年は私も応募してみました。なんて漢字を応募したかは内緒にしておきましょう。実は私が「今年の漢字」として最初に思い浮かべたのは「毒」。今年は食品に毒物が混入した事件が後を絶ちませんからね。ところがこの「毒」という文字、1998年の「今年の漢字」だったんですね。和歌山のカレー毒物混入事件があった年です。過去に一度選ばれた漢字が再選されるかわからなかったので、違う漢字を考えました。次に浮かんだのは「中」。今年は中国製食品の安全性が問題になりましたし、北京オリンピックがあったし。でもなんか違うな（笑）　「中」という漢字をみて、中国を連想できますか？　「日中友好…」とか書かれていれば中国が思い浮かびますが、「中」という字を単独で見ても、私はすぐには中国を連想できないと思います。なので「中」も没。そこで再び今年の出来事を振り返り、三番目に浮かんだ漢字は「いけるかも！！」と思ったのでそれを応募したというわけです。
来月半ば、今年の漢字が発表された時点で今日のブログのことを覚えていたら、「私の今年の漢字」をここで発表したいと思います。