miruwog
日記コーナー
衝動買い
久しぶりに本屋を覘いて、久しぶりに衝動買いをしました。本日購入したのは『落語絵本 めぐろのさんま』(川端誠著、クレヨンハウス)と『あの路』(山本けんぞう・文/いせひでこ・絵、平凡社)の二冊。
『めぐろのさんま』は息子の音読用に。うちの息子は決して本が好きなわけではありません。むしろ嫌いな方だと思います。それでも学校の宿題で続けているうちに、文章を読みとる力がついてきたように思うんですよ。春の国語のテストでは「なんでそーなるの?」という答えを書いていたのが、夏のテストでは「そういう風に解釈したかぁ、おしいねぇ」というくらいには進歩しました。結局間違ってはいるんだけど
それに音読を続けているうちに、読むことが苦にならなくなってきたみたい。どうせ読むなら面白そうなのを、ということで今回は落語本を選んでみました。
『あの路』は、美しく寂しげな絵と繊細な文章に惹かれました。両親を失くした少年と、三本足の野良犬との、絆というよりは「引き合うもの」を描いた、なんとも切ないストーリーです。でも切ないというだけでは多分それほど惹かれなかったでしょう。淡々と現実を綴った文章は、決して大いなる力で少年と犬を救おうとはせず、媚びない終わり方が印象に残りました。「どうしようもない現実」に打ちのめされるような余韻がありました。
『めぐろのさんま』は息子の音読用に。うちの息子は決して本が好きなわけではありません。むしろ嫌いな方だと思います。それでも学校の宿題で続けているうちに、文章を読みとる力がついてきたように思うんですよ。春の国語のテストでは「なんでそーなるの?」という答えを書いていたのが、夏のテストでは「そういう風に解釈したかぁ、おしいねぇ」というくらいには進歩しました。結局間違ってはいるんだけど

『あの路』は、美しく寂しげな絵と繊細な文章に惹かれました。両親を失くした少年と、三本足の野良犬との、絆というよりは「引き合うもの」を描いた、なんとも切ないストーリーです。でも切ないというだけでは多分それほど惹かれなかったでしょう。淡々と現実を綴った文章は、決して大いなる力で少年と犬を救おうとはせず、媚びない終わり方が印象に残りました。「どうしようもない現実」に打ちのめされるような余韻がありました。
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