おでん

友人の家に三家族が集まり、おでんパーティーをしました。大勢でお鍋を囲むのは楽しいものです。それに家庭ごとのタネのこだわりがあって面白いです。
わたしが作るおでんには、元来「大根・卵・イカ巻き（ゴボウ巻き）・こんにゃく」くらいしか入ってなかったんです。ある時友達の家で食べたおでんには「牛スジ」が入っていて、これがとてもおしくして、以来牛スジがはいるようになりました。いつも東京で会うオフ会メンバーが我が家に遊びに来てくれた時には、「ちくわぶ」「はんぺん」というリクエストをもらっていたので、それを加えたらこれもまた美味。余談ですが「はんぺん」と聞いた私は、この時いわゆる「さつまあげ」を入れてしまったんですよ。実はうちの実家では「はんぺん」といったら「さつまあげ」のことなのです。そもそも「さつまあげ」という言葉が我が家にはない（笑）。ではあの白いふわふわしたものはというと、我が家では「あわゆき」と呼んでいました。詩人やなぁ、私の家族（笑）そんな実家に帰った時に、食卓にあがったがんもどきの煮付けを子どもたちが喜んで食べていたので、その後おでんに加えてみたりもしました。そんなこんなで、最近は先ほどの基本のタネに加えて「牛スジ、ちくわぶ、はんぺん、さつまあげ、がんもどき、もちいり巾着、たこボール（細かいタコが練り込まれたピンポン玉大の練り物）、じゃがいも」などが入っています。なかなか食べ応えがあります。
今日のおでんパーティーでも新タネ発見。友人の家庭では、「いわしのつみれ」と「たこ」を入れるそうです。どちらも美味しかったので、今度うちでおでんをする時にも入れてみようと思います。おでんパーティーとか鍋パーティをするたびに、家でする鍋ものの具の種類が増えていきます。