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『影法師』 百田尚樹、講談社文庫
- 2014/07/03 (Thu)
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お友達が「面白いよ」といって貸してくれた一冊。確かに面白かった
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理不尽な刃傷沙汰で父を殺された戸田勘一は、母と妹との極貧の暮らしを余儀なくされたが、不屈の精神と剣術の腕前で茨の道を自ら切り拓き、下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた。その成功の陰には、竹馬の友・磯貝彦四郎の存在がある。彦四郎は頭脳明晰で剣の達人、仲間内では一番の出世頭で将来を嘱望された人物だったが、ある事件を境に勘一と彦四郎の運命が大きく動く。勘一が役職で江戸に赴いてまもなく、彦四郎は不祥事をしでかし逐電する。
20年ぶりに家老として帰藩した勘一(改め名倉彰蔵)は、彦四郎が不遇な死を迎えていたことを知り、ようやく明らかになった事実に愕然とする。彦四郎は勘一の「影法師」として、その人生を支え続けていた。それは友情とひとことで呼ぶにはあまりも深く壮絶なものであった。「命を懸ける」ということは、こういうことなのかもしれない。
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