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カテゴリー「本」の記事一覧

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奇跡を起こすには

小さいころ鼓膜を手術して以来、娘は定期的に横浜のこども医療センターで経過観察を受けています。今日は半年ぶりの通院日。経過は良好で、次は1年後で良いとなりました。10年以上(といっても数か月に1回でしたが)の通院にようやく終わりが見えてきたようです。
さてこども医療に行くときは、いつも読み物を多めにもっていきます。診察時間は予約してあるのですが、遅れるのが常。2時間近くずれたこともありますから。今日はONE PIECEのコミックを持っていきました。ルフィーがインペルダウンで大暴れしてエースを探しているあたり。ONE PIECEは、敵味方関係なく登場人物それぞれに見せ場や名台詞があるのが魅力の一つだと思うのですが、今日もぐっとくる一言に出会いました。それはオカマのイワちゃんが、オカマのぼんちゃんに言うセリフ。
「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!」
うーん、心がしびれたねぇ。

今日の夜、テレビで日本代表 VS Jリーグ選抜のチャリティーマッチを見ました。満を持して登場したカズが見事ゴールを決めた瞬間、イワちゃんの言葉が胸に蘇りました

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脳科学

今日の「嵐にしやがれ」に興味深いコーナーがありました。その道のプロがその道の奥義を教えてくれるというもの。
今日は本読みのプロ(どこかの編集者さん)が櫻井くんに「10分で本を読む技」を教授。その奥義とは…
まず「目次をよみやがれ」
次は「キーワードや重要語に線や印をつけやがれ」

今日はたまった録画でも見て夜更かししよっかな、なんて思ってたんですが、たまった本(図書館から借りてきて読めないまま返却期限が近づいてるやつ)を読むことにしました。今夜のセレクトは『和解する脳』(池谷裕二×鈴木仁志、講談社)。早速目次に目を通し…、本当はここでポイントをマークするのが大事らしいんだけど、図書館の本だからできません
で読み始めたら、訴訟を脳科学するみたいな内容で、難しい本読んでるんだなぁって思われるかもしれませんが、結構分かりやすくて面白いです。
実際学問的にはすごく難しい内容なんだと思います。それを素人に「分かりやすくて面白い」と言わせるのが、この本の凄さだと思います。10分ではとても読みきれませんが、10分間で知ったことは…
「科学は仮説を否定するために実験している」
ということ。あたりまえじゃんて思う人もいるかもしれませんが、私には目から鱗だったので書き留めておこう。
この本面白いなあ。明日買って来ようかなぁ

スヌーピー

 一月ほど前、新聞で川上未映子さんのコラムを読みました。コラムの話題はスヌーピー。スヌーピーの漫画の中に、
ルーシー 「時々、あなたはどうして犬なんかでいられるかと思うわ」
スヌーピー「配られたカードで勝負するっきゃないのさ・・・・・・それがどういう意味であれ」
なんて会話があるそうです。哲学者だなぁ、スヌーピー

まだ小学生だった頃、かわいさにつられてスヌーピーの漫画本を何冊か読んだことがあります。スヌーピーは確かに可愛かったでも漫画は全然意味がわからなかったのを思い出します。
スヌーピーの漫画が大人向けだとわかったのは、だいぶ大人になってから。
今読んだら面白いかも
と思ってダイジェストを一冊読んでみました。アメリカの新聞の日曜版に連載されていたもののようです。
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うん、結構面白い。私も大人になったなぁ でも相変わらず何が面白いのかわからないものもある。アメリカ人特有のセンスなのか、私がまだまだガキンチョなのか・・・。
あと10年経ったらスヌーピーの哲学が今より分かるようになっているかもしれない。と思うと、年を取るのも楽しみですなぁ。

スヌーピーにはまだ追い付けませんが、彼のことを、前よりは知りました。
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スヌーピーは聖書に通じていること。
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そして、結構腹黒いこと

魅惑の書評

 朝日新聞と読売新聞を定期的に交換している我が家は、この1月から読売新聞を購読しています。読売新聞の楽しみは「人生相談」と「書評欄」。
両紙とも毎日曜に書評欄が掲載されていますが、朝日のそれは少々お堅く、私には高尚すぎるところがあります。対する読売は堅苦しい書評もありますが、エンタメ系の比率が高いように思われ、そのためでしょう、書評もわかりやすくて読みやすい。中でも私のお気に入りは小泉今日子さんの書評。自分の感性を巧みに織り交ぜながら、内容の美味しいところをさらりと紹介してくれるのですが、その紹介の仕方が実に上手い。何気なく「試食」をしたら思いの外美味しくて、1つ(と言わず食べられるだけ)丸ごと食べてみたくなる。そんな感じです。
小泉さんの書評がいつも載っているわけではないけれど、幸い今日は読むことができました。小泉さんの本日のおすすめは、辻村深月著『ツナグ』。いわゆる霊媒能力をもつ少年と、その力を借りて死者との面会を望む人々が織りなす物語のようです。読みたくなったなぁ。早速図書館で探してみよう。
 

『新参者』

 昨年発売された東野圭吾さんのベストセラーです。舞台は東京・日本橋。マンションの一室で起きた殺人事件の真相を追いながら、下町の幾多の人間模様を描いたミステリーです。
東野作品はこれまでに『容疑者Xの献身』『夜明けの街で』を読みました。『新参者』は三作目となりますが、いずれも謎ときの面白さよりも、事件を取り巻く登場人物たちの人間ドラマに引き込まれます。今回の作品も、ミステリーという観点では事件の真相はあっと驚くというほどのものではない。新聞の社会面に載りそうな、ありがちというか現実的なものです。殺人事件という軸があり、話が進むにつれて、事件の捜査線上に浮かび上がる関係者達のささやかな秘密が明かされていく。それぞれの家族の物語が、日本橋という下町風情と相まって、市井の人情が浮かびあがる。「絆(ほだ)される作品」でした。それにしてもよくこんな話を思い付くものです。話の作りが上手い。作者の技量につくづく感心します。
ミステリーでは被害者や加害者といった直接的な人達がクローズアップされるものだけれど、この作品は周囲の人間の営みに焦点を合わせているように感じます。世の中には、人の数だけドラマがあって、それが絡み合って回ってるんだなぁ。当たり前のことですが、そういう当たり前のことって意識されないものです。『新参者』はそんな当たり前のことを思い出す機会をくれる作品でした。そういえば今ドラマも放送してますね。内容は本で知ろうと思って見てなかったけど、次回からチェックしてみよう。
さて次は『カッコーのた卵は誰のもの』を読もうと思います。図書館に予約入れたら(買えよって?!)300人待ち…。何年後に読めるかなぁ。

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